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RSLユーザーの声から学ぶ、RSLとFBAの違い

楽天市場にご出店中の方の中にはすでにamazonに出店していて、FBA倉庫を利用しているという方もいらっしゃるかと思います。そんな時、楽天受注はRSL(楽天スーパーロジスティクス)出荷、amazon受注はFBA出荷と分けるのか、それともどちらかの倉庫から複数モールの受注を発送するマルチチャネルを導入するのか、必ず悩むポイントですよね。
今回は実際にRSLをご利用されている店舗様が検討の際に考慮したポイントを、メリット、デメリット含めてご紹介させていただきますので、ぜひ検討の材料にしてください!

まずは料金面

RSLをマルチチャネルで利用する場合、楽天市場以外のサイトの受注の配送料も同一料金になります。しかしFBAでは、amazonと他サイトの受注の配送料金では変動があります。
もちろん配送料だけでなく在庫保管量や出荷作業量、商材等によりどちらが合っているかは変わりますので、一概にどちらがいい!と言うことはできませんが、配送料の値上げが相次ぐ中、他モールも含め送料一律という点はRSLを利用する上でのメリットと感じられる方は多いようです。

Primeマーク重視であれば、やはりamazonはFBA

amazon出店者様が1番気にされるのが、やはりPrimeマークです。
FBA倉庫から発送すれば、確実にPrimeマークをつけることができますが、マケプレプライム商品の場合は、一定の配送品質を保つ必要があるため注意が必要となります。

amazonの「マケプレお急ぎ便」の注文はBOSSでは配送サービス種別「優先配送」として取り込まれ、締め時間のルールに則ってRSLへ出荷指示が行われますが、RSL側としてはセール等の影響による配送遅延の可能性はあるため、場合によってはPrimeマークが外れてしまうリスクがあります。

また、amazonでは配送業者による荷物の集荷後、4時間以上経ってから出荷実績を送信した場合にamazonと配送会社間のシステムが正常に動作せず、荷物を追跡できなくなることがあります。また集荷から4時間以内に日付が変わる場合、出荷を完了した当日中に出荷実績を送信する必要があります。
BOSS→モール側への出荷実績の送信はリアルタイムではないため、これによりPrimeマークが外れてしまうということも稀にあるようです。
※モール⇔BOSS⇔RSL倉庫システム間のデータ連携実行時間はこちらからご確認ください。
※本コラムに記載のマニュアル確認方法はこちら

「納品作業はRSLのほうがシンプル」という声が多数

セット商品

セット商品を多く取り扱っている店舗様ですと、RSLの方が楽!というご意見が多いです。違いについては以下となります。

FBA:予めセット組を行ってから納品する必要がある
RSL:構成品をそれぞれ納品すれば、セット注文があった時に倉庫側でピッキングをしてくれる
(※個数によってピッキング手数料あり。予めセット品として販売することが決まっている場合は予めセット組をして納品をすれば個数によるピッキング手数料は発生しません。)

RSL利用の場合、あとからセット組みした販売を行いたい!という場合でも構成品が納品されていればすぐに運用を開始できるのもポイントですね!

発送拠点への納品

FBAは商品によって発送拠点が分かれる場合があるため、複数の拠点へ納品を行う可能性があります。対してRSLは契約企業様につき1拠点と発送元が決まっているため、納品先が1拠点となるのは非常にシンプルです。

エンドユーザーの目線を取り入れるかどうか?

FBAから発送される場合、amazon上での出荷元表記が「amazon.com」になります。
エンドユーザーの視点で考えた時に、この表記があると『到着が早い』『発送元が信頼できる』等の1つの判断基準となりえるようです。実際にエンドユーザーからそのような声をもらったという店舗様もいらっしゃいました。amazonユーザーの中ではもしかしたらこの認識が浸透しているのかもしれませんね。

メール対応はamazonで行う必要あり

amazonの場合、外部システムからエンドユーザーへメールを送ることを禁止しているため、ペナルティを課されることがあります。そのため、BOSSからのメール送信設定は行わないようご案内を差し上げております。
RSL利用時も出荷通知メールに関してはBOSS→Amazonに出荷実績が反映したタイミングでAmazonから自動送信されますので、基本的には問題ないかと思いますが、エンドユーザーに連絡をとる必要があるイレギュラー時にはamazon側で行っていただく必要がありますので、注意が必要です。

さいごに、RSLとFBAを併用するのであれば

いかがでしたでしょうか?
実際の利用店舗様からいただく声を元に記載した内容ばかりですので、かなりリアルな声も含まれていたかと思います。

RSLとFBAを比較してどっちが自社にあっているのかは、やはり店舗様の運用によりますし、もちろん今回記載したこと以外でも比較ポイントはあります。
その中で、「なるべく自社出荷をなくしてアウトソーシングをフル活用する」というのを基準にすると、『回転率をもとに考えてみる』というのは1つの方法かと思います。

BOSSでは、FBA発送の受注は一切取り込みを行わないため、従量課金は発生しません。
そのため、確実にPrimeマークを付けたい売れ筋商品はFBA、その他の商品に関してはRSLに委託するといったように、商品の回転率や特性によって利用する倉庫を分けるということができます。
倉庫それぞれの特徴を理解し、自社にとって最適な選択をしていきましょう。

倉庫のサービス概要や料金面等に関してのお問合せはRSL事業部へのお問合せとなりますが、出荷の自動化にむけてはBOSSにてお手伝いできる面があるかと思いますので、運用のご相談はいつでもお声がけください!
これからもRSL、BOSSをよろしくお願い致します。

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