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BOSSの役割・RSLとの関係性とは?
2022年9月22日
いつもBOSSを利用いただきありがとうございます。
ハングリードの三浦です。
この記事では、なぜ楽天グループとしてハングリードがBOSSを開発したのか?という、BOSSが生まれた背景をお話しさせていただきたいと思います。
これからBOSSを活用し始めよう!という方に、
・楽天グループの取り組みとはなんなのか?
・楽天スーパーロジスティクス(RSL)とどんな関係あるのか?
・BOSSとは一体何なのか?
といった点をご理解いただければ幸いです!
まず、はじめに。楽天グループとしての取り組み
『ワンデリバリー構想』とは?
昨今、インターネットの発展によりインターネットショッピングの利用者が増え、現代の生活に必要不可欠な存在となっています。一方、物流量が増大していることから、受取人不在による再配達件数の増加や、配送会社の人手不足などの問題が深刻化しています。
ネットショップを運営する店舗様への影響としては、宅配総量の規制や宅配運賃の値上がりなど・・・実際に苦しい思いをされた店舗様もいらっしゃったのではないでしょうか?
そんな中、楽天グループとして何かしなければならない!という思いから本格的に実現に向けて動き出したのが、『ワンデリバリー構想の実現』なんです。
従来の店舗様自身の発送から、RSLからの発送へシフトすることで、ユーザーの深夜帯の受け取りを可能にしたり、受け取り場所の多様化を進めることで課題の解決を目指しました。
【ワンデリバリー構想】
楽天スーパーロジスティクスの拠点拡大へ向けて
そして現在、新型コロナウイルスの影響を受けネットショッピングの重要性はますます上がってきています。そのため、楽天グループはワンデリバリー構想の実現のために、RSLの拠点拡大を進めています。
2023年までに東京・多摩、大阪・八尾、福岡の3カ所にほぼ自動化した物流施設を開設し、全国に11施設を構える見通しです。
【楽天スーパーロジスティクス拠点】
おさらいをすると、楽天スーパーロジスティクスは楽天市場に出店している店舗様向けの物流アウトソーシングサービスです。 店舗様の大切な商品をお預かりし、商品の入荷作業、保管、配送までの物流業務を一括して行い、お客様へ迅速かつ安全にお届けをします。
RSLを活用することで、店舗様は商品企画や販売促進といった本当に手間をかけたい業務に集中できるようになるという大きなメリットがあります!
BOSSの役目とは
ですが、物流アウトソージングを行う中で店舗様の課題の1つとなるのが、倉庫への受注情報の連携、出荷指示です。注文が入るたびに手動で出荷依頼を行うことを考えると、せっかくのアウトソーシングの運用効果が薄れてしまいますよね。もちろんRSLを利用する上でもそれは同じです。
そこで課題を解決すべく、楽天グループとしてハングリード株式会社が開発し、2019年にリリースされた『BOSS』なんです。
BOSSでは各サイトと受注情報や在庫情報の連携を行い、一括で管理できることに加えて、RSLと受注情報の自動連携と、注文の自動出荷指示を行うことができます。
さいごに
まだまだ新しいシステムのため、今後さらにご活用いただけるよう改善を行っていく予定です。
日々利用するものだからこそ、BOSSの必要性をしっかりご理解いただき、皆様に愛着を持っていただけると幸いです。
これからも『BOSS』をどうぞよろしくお願い致します。
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