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ネットショップを多店舗展開していると、業務に追われているうちに思わぬトラブルに発展してしまうことも…
ここではネットショップ運営において実際に起こったトラブルを3つご紹介致します。
自社でも同じ状況が起きる可能性がないか、ぜひご確認ください。
1人で楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonの3店舗を運営していたスマホケースを販売するネットショップに起こったお話です。
月の受注件数は数百件程度だったため、特にシステム化することなく各管理画面から普段の業務を行っていました。
しかしある日、テレビで類似商品が紹介され、予測していない量の注文が殺到!さらに運悪くGWで長期休暇中だったため、在庫の売り越しが多発…
どこで何件受注しているのかもわからないくらいパニックになり、もちろん発送も間に合いません。
その結果、楽天市場店舗でお客様からのクレームが殺到。
店舗レビューに低評価が相次ぎ、最終的に楽天市場店は強制的に退店させられることに…
インテリアを販売する店舗様に起こったお話です。
楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、au PAYマーケットの4店舗で月数千件の受注件数を数人で対応していたため、とにかく忙しく発送が遅延していました。
当然店舗レビューでも「いつになったら発送されるのか?」「注文から発送まで1週間たっても全く連絡がこない」など怒りのコメントがあふれる始末。
何とか打開しようと解決策を探しても、そもそも毎日の発送に追われて改善のアクションを起こす時間もありません。
さらに諸事情によりスタッフが急に退職したことでより発送が遅延し、毎日夜遅くまで残業する日々が続きました。
また、退職したスタッフが担当していた店舗の管理画面の使い方を、他のスタッフに引き継いでいなかったため、発送ミスや備考欄の見落としも多発しました。
結局その店舗を続けていくことが物理的に難しくなり、一時的に休店することに…
このように忙しすぎて改善するための時間を確保できないと、ギリギリの運用を続けていくしかない状況に追い込まれてしまいます。
3店舗で電化製品を販売していた店舗様では、商品数が数千件と多く、どの店舗でどの商品を出品しているのか、全く把握しきれていませんでした。
商品登録は各管理画面の仕様に合わせて、1件ずつ手動で登録していたためミスをしないよう慎重に登録作業を進めていました。
そのため出品スピードが上げられず、店舗によっては商品数に大きな開きがありました。
そんなある日のこと、悲劇は起こりました…
急に1店舗で特定の商品の注文が殺到していたため確認してみたところ、本来の価格よりも0を一つ付け忘れており、市場価格よりもかなり安い値段で販売してしまっていました。
さらにSNSでもその情報が拡散されていたようです。
とにかく全注文をキャンセルし、1件ずつお客様に謝罪のご連絡をするもリソースが限られていたためすべてのお客様にご連絡できたのは2週間後でした。
当然、通常の在庫管理や受注業務も並行して対応していたため、在庫の売り越しや発送の遅延が発生。
店舗レビューの悪化に繋がり、売上も落ち込んでしまいました。
どんなに気を付けていても、人間はミスをしてしまう生き物です。
なるべく人の手を介さないように、そもそもの仕組みを変えていくことが大切です。
ご紹介させていただいた3つのトラブルは、運営体制を整えておけば防ぐことができた可能性があります。
大きなトラブルに発展してしまう前に、多店舗のネットショップを一元管理するシステムの導入は不可欠となります。
「まだ導入するには早いかも…?」
と感じている店舗様のために6つのチェック項目をご用意しました!
もし3つ以上当てはまるなら、システム導入を検討しても良いかもしれません。
店舗様の「多店舗の課題に合わせて」選べ、手軽に効率化を始められるシステムです。
365日の自動出荷を可能にする、楽天グループの多モール業務自動化システムです。BOSSは自動処理に強い、受注管理・在庫管理を一元管理するシステムです。面倒な受注確認から出荷作業、在庫連動までを効率よくおこなうことが出来ます。